歩くことで使っていた筋肉|肥満症も必ず改善する|身体の異常は早めに相談

肥満症も必ず改善する|身体の異常は早めに相談

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歩くことで使っていた筋肉

医師と患者

足は第二の心臓

足が第二の心臓という言葉は、最近よく耳にします。これは足に、心臓が納まっているとかではもちろんありません。全身にある筋肉ですが、上半身と下半身ではその量が違っているのです。下半身には、全身の三分の二が集まっています。歩くことで、この三分の二の筋肉を使いポンプのように血液を押し上げているのです。このことにより、心臓のような役割を果たしています。故に第二の心臓と、言われているのです。しかし近年では、自動車や公共交通機関の発達により歩く機会が多くありません。また職業によっては、立ちっぱなしや座りっぱなしといったことも、やむを得ない事情として存在しています。第二の心臓が、本来の役目通りにポンプとして働いてくれないと起こってしまうのが、下肢静脈瘤という病気なのです。

保存療法で予防

大きく分けると、下肢静脈瘤の治療方法は四つになります。保存的療法、硬化療法、手術、血管内治療が、主な下肢静脈瘤の治療方法です。症状が軽い場合は、保存療法が用いられます。この療法は、運動やマッサージを行うことにより生活習慣を見直すのです。弾性ストッキングを装着することで、症状の改善もはかります。静脈還流を促すために考え出された弾性ストッキングなので、足を締め付けすぎて血行を悪くするといったことはありません。市販されているものと、医療用のものがあります。医療用のものの方が、しめつけはきついです。ハイソックス、膝下、パンストタイプと長さは種類がありますが、購入できるのは医療機関のみで保険適用外になっています。四つある治療方法の中では、軽症な場合と手術後の再発予防でとられる処置がこの保存療法なのです。保存療法のマッサージや運動は、自宅で気軽にできます。下肢静脈瘤のことが気になるのなら、なる前の予防の意味でもマッサージや運動を生活に取り込みましょう。